ギロチン処刑に向かう靴が見られる!マリーアントワネット展
予想どおりの混み具合
先日、六本木にある森アーツセンターギャラリーで開催中のマリアントワネット展に行ってきました。朝10時から開館するのでその時間に合わせて、今回は前売り券も購入し、準備万端で行きました。女性ファンが多いフランス革命という激動の瞬間の時代ですから、混雑することは予想していました。わたしもベルサイユのばらでこの時代に魅了された1人です(笑)
前売り券を持っている人も、スムーズでしたが入場券購入エリアの別レーンで引き換えが必要でした。その券を持ってセキュリティチェックエリア前にいる警備員さんに見せてエレベーターで53階に行きました。
ちなみに、わたしもは同じ建物の東京シティビューの年間パスポートを持っているのですが、残念ながら森アーツセンターギャラリーでは使用出来ませんでした。割引き等も一切ありませんでした。( ;∀;)
写真撮影は一部のみ可能
展示の流れはマリーアントワネット生誕から進んで行きます。
ざっと出生をいうと、マリーアントワネットはオーストリアのハプスブルク家出身の王族でした。マリーアントワネットのママは有名なマリアテレジアです。昔からオーストリアとフランスは仲が悪かったのでマリーちゃんをフランスに嫁がせることで同盟を結ぼうとしたことからお嫁に出されます。まぁ当時はプリンセスは政治の道具になるのが常でしたからね。でもテレジアさんは娘をポイッてするだけの冷淡なママでは無く、お嫁に出しても自分が死ぬまでずっとずっとマリーちゃんのことを気にかけていたことが書簡などで残っています。
写真撮影がOKだったのはマリーアントワネットの寝室が再現されたスペースでした。
スモーキーグリーンので揃えられたベッド一式に小さめのシャンデリア。王族なのにベッドの大きさはシングルより小さいです。ベルサイユ宮殿を見学したことがありますが、ルイ16世のベッドも小さかったです。この時代の特徴なんでしょうか。
写真を撮れて満足でした。
図録は買うべし
写真が寝室のみしか撮れないということは、他に目に焼き付けておきたいことが残せないということ。お土産コーナーにラデュレとのコラボマカロンや、リラックマとのコラボメモ帳などありましたが、そんなのより2500円の分厚いオールカラーの貴重な図録のほうがよっぽど価値があると思い、ゲットしました。だってマカロン、8粒で3000円するんだもん。(´゚艸゚)∴ブッ 消耗品より知識の財産を選んだわけです。
図録の表紙は2種類あり、展覧会限定のマリーアントワネットの肖像画の表紙か、本展のロゴマークの赤い表紙です。もちろん前者を選びました。
ギロチン処刑に向かうときの靴の展示
衝撃的だったのが、マリーアントワネットがギロチン処刑に向かうとき履いていた靴が片方展示されていました。片方落としたあと、その靴は売買されて色々な人の手に渡ったようです。タンプル塔に閉じ込められていたときの靴ですので、素朴な革靴でしたが、小さく可愛らしい大きさでした。なぜか胸が締めつけられました。