妊婦が背中を反らせて歩くのはお腹が楽になるから
不思議に思っていたこと
自分が妊娠する前に不思議に思っていたことがあります。どうしてすれ違うお腹の大きい妊婦さんは大体の人が背中を反らせてお腹を突き出すような格好で歩いているのかということです。
数回、その格好を真似したことがありますが、腰痛になりそうで良さを感じませんでした。なんでだろう~
子宮はどんどん大きくなってくる
自分が妊娠7ヶ月中盤になってきてお腹も毎朝見るたびに大きくなってきたころ、胃痛も強くなり始めました。体を横にすると痛みもおさまるという現象が日々起こりました。調べてみたところ、お腹の赤ちゃんが大きくなるということは、赤ちゃんのお部屋である子宮も大きくなっているということです。妊娠7ヶ月だとおへそから指3本上のところまで子宮は大きくなっています。妊娠8ヶ月だとみぞおち、胃とせりあがってきます。これは苦しくなるはずですよね。妊娠9ヶ月が一番上まで届いて、胸の下あたりまでになります。後期つわりがある方もいますが、それは胃が圧迫されることで、吐き気や食欲不振になり発症する人も少なくないようです。(つわりの原因はホルモンバランスの変化も大きな理由ですが)
妊婦さんが背中を反らせて歩く理由がわかった
妊娠8ヶ月に近づくにつれてどんどん胃が圧迫されていくので、前かがみの姿勢だととても辛くなってきました。圧迫されるのは胃だけではなく、肺や心臓もそうです。今まで息切れをしなかった私が洗濯物を干しただけでそうなってきて驚いています。そんなときは深呼吸をして赤ちゃんと自分に酸素を与えるように心がけています。前かがみの姿勢をしていると食べ物をお腹いっぱいに食べ過ぎた状況と少し似ていて、少し気持ち悪いです。なので少しでも背中を真っすぐに、もしくは反らせて歩くととても楽になりますし、無意識にそうしている自分に気づくことさえあります。
自分が妊婦になってわかったこと
お腹が大きくなることは赤ちゃんも成長していることを実感できる1つの目安となるのでとても嬉しいことなのですが、腰痛や胃痛といったマイナートラブルも出てくるので困ったものです(笑)
でも妊娠10ヶ月という長いようであっという間の期間を楽しみたいと思います。